7月の園長のコラム

 

     「 心にとめて、探求

 

                    園長  加藤久幸    

 

 いつも、二葉の教育保育士が保育のために参考にしている「キリスト教保育」の7月号に、こんな文章が載っていました。「神さまの創られた自然とは、草花や虫だけではありません。人間、いのち、時間、星、月、太陽、空、空気、雲、雨、風、気温、湿度、微生物、色、形、みんな違ってみんないいものばかりです。同じ人間なのにみんな顔も違うし、感じていることや表現することも違います。…雨の降り方だって毎回同じではありません。小雨、春雨、五月雨、梅雨、にわか雨、狐の嫁入り、夕立、ゲリラ豪雨、日本には様々な雨を表す豊かな言葉・風土がありますね。全国の園の中には、広大な敷地、水辺や草木の生い茂る空間や農園を有する園がある一方、落ち葉や砂埃などの問題で園庭が人口芝の園や、屋上や隣接している公園を園庭としている園、また、放射能の数値を絶えずチェックしながら自然と触れ合う環境づくりに奮闘努力されている園もあります。…大切なのは量よりも質であると感じます。質の豊かさとは、保育者自身の環境とかかわる力(技術よりもむしろ感性)や、子どもにより沿う姿勢から膨らんでくるものだと思います。」

 

 全国の関わりのある園を思い浮かべながら、本当にそうだなあと思います。私たち保育者・保護者も、目の前のこどもたちが、何に興味をもち、どのように感じているかを、受け止められるといいですね。また、私たちの感性・心を豊かにし、こどもたちに私たちの感じていることを伝え、心のことばを表現できるといいですね。

 

6月の園長のコラム

感じて」「関心(を育む)    

園長 加藤久幸

 

 527日、オバマ米国大統領は、広島市平和記念公園を訪問・献花後に、所感を述べました。アメリカの大統領という立場での情勢判断や戦略もある中での、スピーチとして受けとめなければならないでしょう。しかし、オバマさんはアメリカの初めての黒人の大統領でもあり、広島に来ることも含めて、多くの不安や課がある中、初めてのことにチャレンジする彼の歩みや意義は大きいと、思いました。

 

彼は、原爆の犠牲者だけでなく、第2次世界大戦で亡くなった方の追悼について、述べました。また、「核兵器のない世界を追求する勇気をもたなければならない」とも、述べました。

 

いささか世界レベルのことを先に申しましたが、昨年の9月の水害以来、私たちは、直接の被害のあるなしに関わらず、自然災害や事故・紛争で苦しむ人たちを、いくらか感じるようになったのではないでしょうか。そして、私は、そういうことにも巻き込まれながらも、日々、各々の場で、小さな歩みや挑戦をしている子どもたちのことを、思いました。

 

こどもたちの今日が、そして、未来が、「核兵器のない世界」、「貧困・暴力のない世界」であることを、願います。そして、オバマさんが自らに言い聞かせたように、私たちも「勇気をもって」小さな一歩を歩み出しみましょう。そのように歩んでいる子どもたちの身近な歩みに気づきながら、平和を共に求めていきましょう。

 

 

以下の項目は、順次、今年度版に、更新の予定です。

園長挨拶

 

ゆったりとした日々を積み重ねて、こどもたちは、


自ら(互いに)、健やかな体、豊かな心を、育みます。
自ら(互いに)、願いを表し、思いを伝えます。
自ら(互いに)、大事な言葉、表現を身につけていきます。 

 


こどもたちは、いつも夢を見て今日を生きています。
ご家庭を離れて踏み出す初めの一歩、こども園は、こどもにとって初めての社会(世の中)。
嬉しい時には一緒に喜び、悲しい時には一緒に泣く。
互いに触れ合う、大事な友だちに出会います。
どんな時でも、僕の夢、私の気持ちを受けとめ、見守り寄り添う者がいることを実感します。
心身安らぐ関わりにおいて、今日の日を生いっぱい生きる。
それは、何と幸いなことでしょう。


大切なのは、一緒に夢を見て、共に歩む仲間です。
幼い頃の幸いな共通体験は、体と心に深く刻まれ、ながく留まることになるでしょう。
子どもたちは、遥かに歩む人生のどの段階においても、希望や幸いを見いだし、

隣人と分かち合うことでしょう。
二葉こども園に関わる私たちも、夢をもっています。

    一つひとつの「ふたば」が、日々豊かに育つように。
    一つひとつの「ふたば」が、世の希望となるように。 

大事な「ふたば」を育てるご家庭と心通わせ、
私たちも、こどもと共に歩む、こどもの園でありたい。